ポリカーボネイト・ノスタルジア

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ポリカーボネイトにプレスされた光学媒体にも当然データの寿命というものは存在するので、基本的にバックアップは必須なのである。

ということで、中学の頃の校内合唱コンクールのCDをバックアップしてなかったので、ふと思い立って。中学でさらに校内の合唱コンクールをCDにとか大袈裟な話だと思われるのだが、校内のコンクールでの熱の入りっぷりも他の学校と比べると間違いなく異常でクラス同士の切磋琢磨も半端なかった。放課後は当然として日曜とかにも自主的に集まって練習してたし。高校に入ってからはそのようなコンクールはなかったものの、真面目に歌唱に取り組もうとする人は実績ある合唱部くらいなものでえらく落胆したものだ。

そのため今は知らんが母校の歌のレベルは結構高かったらしく、毎年合唱部も無いのに適当な有志が集まって、県下のコンクールに出てさらっと金賞とか銀賞を取ってきてたくらいらしい。

私自身も偶々クラスで相対的に才が高かったらしいというのがきっかけで、これらの活動に指揮者として身を投じていくことになったため、中学時代の強烈な思い出として残っている。

その記憶は第三者に書き知らせるにはあまりにも多いし、書き知らせるものでも無いので、いずれ当事者達で酒の肴にでもなるのかもしれないが、とにかく十云年ぶりに聴き直してみる。誰得。

当事者達が見てないだろうから書けるともいう。

1年時。多くの男子生徒が声変わりしてないのでイマイチなのはしょうがないか。そもそもこの頃はあのコンクールがそこまでの強さを持つものだとは知らなかったため、あまり気は入ってなかったと記憶している。なんだか申し訳ない。

2年時。私よりも有能で人気もあった人が指揮をしたためだと思われるのだが、学年1位になっただけに流石に上手い。ちょっとフレーズの入り始めのアタックが弱いのが気にはなるが。ライバルと言われてたクラスのも聴いてみているのだが、声はよく出ているのだが、一部の人が牽引しているのか、荒々しくまとまりが悪いように感じる。悪気は無いです。かつてのクラスメイトらにしか分からない話で(一応、年度毎に発行される学校誌に友人の作文として載ってるが)、結果発表直前にどこのテレビドラマだよというちょっとしたエピソードがあったのだが、ああいうのが青いなんとやらというやつなんでしょうね。

3年時。前年の指揮者が学年共通曲を担当して、私が自由曲を担当。何かにつけて出来の良い彼と比較されたために非常に苦労していた。そのためクラスメイトらの信頼を勝ち取ってまとめるまでにえらく時間と労力がかかったと思う。人目につかないところでもずっと練習していたような気がする。ある日を境に手応えは感じたのだが、それが出来たのか出来ていなかったのかは今でも分からない。が、優勝はできなかった。そこで、今になって聴き直してみたのだが、共通曲は2年時同様に荒々しくも声の出が半端無いライバルのクラスに分があるのは分かるのだが、自由曲は自分のクラスの方が均整がとれていて非常に美しく聴いていて心地よい。自分のリズムなのだから当たり前か?この自由曲だけなら勝っているように思えるのは、贔屓だとか自惚れだとかなんだろうか。

ともかく、かつてのクラスメイトらには多大に感謝しているし、特に3年間ずっとピアノ伴奏を担当してくれた彼女には感謝してもし尽くせないのは確かだ。

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